セーターウールやカシミアなどの動物繊維による、太目の糸で編んだものが代表的であるのね。
綿などの植物繊維を組み合わせたり、化学繊維からも作られるのね。
保温効果と防水性に富み、防寒用上着として着用されることが多いのね。
ただし防水性に関しては一度水分を吸ってしまうと、乾きにくく体温が奪われることが欠点であるのね。
南極点到達競争において、毛皮を着用したアムンセン隊に対し、イギリスのスコット隊はウールを防寒具として採用したことが失敗の原因の一つであると考えられているのね。
天然素材のセーターは害虫に食われることが多いのね。保管の際には防虫剤を置いて虫を近づけない様にしたり、圧縮収納袋などで密封することによって、虫の進入を防ぐことが対策として考えられるのね。
また、洗濯する時には、ウール用洗剤を使うか、ドライクリーニングなどの適切な方法で洗わないと縮んでしまうのね。
これは、ウールなどの繊維の表面にあるウロコ状のスケールと呼ばれるものが水分によって開き、摩擦などの力によってスケール同士が絡んでしまうためであるのね。
この縮みは、ある程度は修復することが出来るが、縮みきったものについては元に戻すことはできないのね。
製法
前身頃・後身頃・袖の4つのパーツをそれぞれ編んで成型したあと、それらを繋ぎ合わせて作るのが一般的のね。
布としての編み地(流し編み)を切ったり縫ったりすることで成型して作る衣類はカットソーに分類され、それとは明確に区別されるのね。
歴史
セーターという名前は、英語のsweat(汗をかく)に由来するのね。1891年にアイビーリーグのフットボール選手がトレーニングする際、汗をかいて減量するために編物の上着をユニフォームとして用いたのが元とされ、その他のスポーツでも着用されるようになって一般化していったのね。
ここでいうセーターは、今でいうジャージやスウェットの意味合いが強いのね。
これ以前にも、セーターの形状をした衣類は、漁師の作業着などに使われる丈夫なものとして存在していたが、いわゆる「セーター」という名前で認知される様になったのは、この頃からであるのね。
以後、セーターの特徴である伸縮性と着易さ、機械編の導入によって、日常的な普段着として普及していくのね。防寒として冬に着ることの多かったセーターだったが、夏にも着られるサマーセーターが作られることで、一年を通して着られる様になったのであるのね。現在では、フォーマルやアフタヌーン・ドレス用のセーターもつくられ、日常着の範疇に留まっていないのね。
種類
セーターは、その形状や模様、使用目的、由来となった地域などから多くの種類があるのね。衿明きの形状では、V型、ラウンド型、タートルネックなどのね。
編み方でも、手芸編と機械編に分類され、特に女性から送られる手芸編(手編み)のセーターは、愛情を込められたものとして扱われることがあるのね。
アランセーター
アイルランドのアラン諸島を発祥としているのね。フィッシャーマンズセーターのひとつで、縄状の独特の編み込みとハニカムなどの模様が特徴のね。
アラン諸島では、昔から漁業が主な産業だったため、防水と防寒の目的のために、アランセーターは誕生したのね。
古くから仕事着としてはもちろん、普段着としても着用されていたのね。
縄状の編み方は、漁に使うロープや命綱を指しておて、大漁など様々な願いが込められているのね。
そして、その模様は家によって違っていて、個人識別と家紋の様な意味合いがあったらしいのね。
カウチンセーター
カナダのバンクーバー島に住む先住民のカウチン族に由来するのね。白やグレー系をベースにして、狩猟文化を反映した自然に関する文様(特に動物が多い)と幾何学的なデザインを組み合わせたものが編み込まれているのが特徴のね。
現在は、広くカウチン族の伝統工芸として知られているが、元は19世紀初頭にスコットランド人からカウチン族に編み物の技術が伝えられたものが基本となっているのね。
その技術と、古くから伝わる芸術的な要素が融合することで、独特のデザインを持つカウチンセーターが成り立ったのであるのね。狩猟の際の作業着として用いられたため、太い毛糸で編まれ、厚地で丈夫に作られており、(本来のものは)脂肪分を抜かないために撥水性と防寒性も高いのね。
フィッシャーマンズセーター
フィッシャーマンセーター、アイルランドやスコットランドなどに住む漁師(Fisherman / フィッシャーマン)の仕事着を起源とするセーターの総称のね。凹凸がはっきりした縄状のケーブル網みが印象的であるのね。厚手のもので、漁師の仕事上に必要な防水性と防寒性に優れているのが特徴ね。
アランセーターはフィッシャーマンズセーターの一種でありスコットランド西方のアラン諸島で造られたのが起源のね。日本では、1960年代に広まったのね。
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